概要
こんにちは、がはく(土田悠輝)です。秋葉原スクールのCMをやっております。
12/1-12/8の日程でアメリカのラスベガスにAWS re:invent2024に行ってきました!今回はその滞在記を書いていきます!

この記事では主にあったことや感じたことをまとめていきたいと思います!
具体的sessionの内容については、以下のイベントで話したり、他のブログで書いていくので、ぜひXのフォローをお願いいたします!
AWS re:invent2024とは
Bedrock:Claude 3.5 sonet v2によると
まずAWSについて:
AWSは「Amazon Web Services」の略で、Amazonが提供しているクラウドサービスです。サーバーやストレージ、データベースなど、ITインフラをインターネット経由で利用できるサービスの総称です。
AWS re:Inventとは:
AWSが毎年11月末〜12月頭にラスベガスで開催する最大の学習型カンファレンスイベントです。2012年から始まって、今では世界中から5万人を超える人が参加する大規模なイベントになっています。
イベントの特徴:
- 新サービスや新機能の発表が目白押し
- AWSの最新技術について学べる数百のセッション
- ハンズオンワークショップや認定試験も受けられる
- 世界中のAWSユーザーとネットワーキングができる
- 展示会でパートナー企業の最新ソリューションも見られる
技術者からビジネス層まで、クラウドに関わる人なら誰でも楽しめる、いわば「クラウドのお祭り」です!
だそうです。(まさにその通りです)
12/1 (出国日)
さてここから滞在記に入っていきたいと思います
この日は秋葉原スクールが終わってから、腹ごしらえをして、羽田空港にいきました。
ラスベガスまで直行便はないので、まずはカナダのバンクーバーに行きました!
乗った飛行機がたまたまピカチュウジェットNHでした。可愛い。

機内にピカチュウがいたり、紙コップまでポケモン仕様で可愛かった!!!


バンクーバーでは、アメリカの乗り継ぎ地にすることが多いことから、カナダ国内にも関わらず、アメリカの入国手続きができます。

Welcome to the United States (まだカナダ国内)
バンクーバーから飛行機で3時間弱でラスベガスに到着

空港内で、re:invent2024のカンファレンスのパスの引き換えコーナーがあったので、引き換えていきます。

ホテルに着く頃には深夜だったので、明日から始まるre:inventに備えて寝ました。
12/2 (re:invent Day1)
12/2 参加Sessiom
DEV321 | Supercharge your DevOps practices with generative AI
ARC308 | Harnessing generative AI to create & understand architecture diagrams
SEC402-R | AWS GameDay: Winning the DDoS game [REPEAT]re:inventでは朝8時からsessionが始まるので、朝食や会場までの移動のこと基本的に早起きです。
初日の朝はほぼ日の出の時間に起きて、Sphereと朝焼けがすごくマッチしててきれいだった。

さて、イベント会場につきいよいよスタートです!

さっそくsession(講義のようなもの)からスタートです。最初は開発者とインフラ担当の仕事をAIで補完しあい、開発スピードを上げていこうぜ!のような話です。

海外のエンジニアは登壇者が前で話している間でも、バンバン質問してて、アグレッシブさに驚きました。
その後、この日は2つのsessionに参加しました。
1つはワークショップ形式で、教科書があって進める形式で、もう1つがハッカソンのような、チームを組んでどれだけ上手くできたかを競うものでした。4日目にこの形式のものたくさん参加したので、そちらで詳しくお話しします!
途中お昼ご飯も提供されて、めちゃくちゃ広い昼食会場でご飯を食べました。
お昼ご飯は中華だったり、メキシカンだったり、ジャンルが変わっていくので、毎日のお昼が楽しみでした。


そして夕方にはsessionが終わり、この日はAWSがアジアから来た人を歓迎するパーティーを開いてくれました。

まず、会場はめちゃめちゃ広いし(体育館4個分くらい)、DJにアンダーソンパークというフジロックで大トリをやったり、グラミー賞8回受賞したりするような大物呼んでくるしと、とてつもなくアメリカのスケールのデカさに圧倒されました。
12/3 (re:invent Day2)
12/3 参加Sessiom
DAT307 | Gen AI incident detection & response systems with Aurora & Amazon RDS
KUB321 | Streamline Amazon EKS operations with generative AI2日目は午前中ワークショップに参加し、手を動かしてました。
そして、午後はCodeTalkというAWSのエンジニアが実際のコードを書きながら、なにをやっているのかを解説していくsessionで、これがとんでもなく面白かったです。
自分の知らない分野のプログラミングを目の前で実演しているのを見て、おお、こうやって作るんだ!って実際にやってるところを見るからこそわかる点がたくさんありました。

そして2日目はsession参加を早めに切り上げて、EXPOに参加してました。
EXPOではAWSと一緒に使うツールなどを開発している会社が展示していました。
各企業がより自分の会社に興味を持ってもらえるように、工夫を凝らしてて面白かったです。
例えば、Datadogの滑り台があったり

お相撲さん(左は逸ノ城!)と記念撮影できたり、

ペイジーくん(Pagerdutyのキャラクター)のUFOキャッチャーがあったり

といろんな仕掛けに吸い寄せられながら、各社のブースを回ったりして、こんなツールもあるんだ!などと感じました。
この日の夜は疲れ切ってしまっていたので、秒で寝ました。
12/4 (re:invent Day3)
12/4 参加Sessiom
DAT402-R1 | Using LangChain to build gen AI apps with Amazon Aurora and pgvector
DAT412 | Video sampling & search using Amazon MemoryDB & multimodal embeddings
DEV334 | Swift, server-side, serverless
SAS404 | Automate SaaS provisioning & deployment with Kubernetes DevOps tooling
COP408 | Coding for serverless observabilityこの日は昨日聞いたCodeTalkがあまりにも面白かったので、CodeTalk4本、ワークシップ1本という構成にしました。
re:inventは会場がとてもなく広く、巡回バスも走っており、移動に1時間とかかかったりも普通にするので、この日は参加予定のsessionも多いことから廊下を走り回ってました。
走り回った廊下↓

お昼の時間もなかったので、突然廊下にデプロイされたポンデリング(っぽいやつ)に救われました。

この日の中で一番面白かったsessionはSwitfバックエンドをAWS LambdaにデプロイするCodeTalkで、Switfバックエンドを推進する第一人者が実際にどうSwiftバックエンドを実装するのかを実演しながら、Swiftへの愛を語るsessionでした

自己紹介もSwiftで書かれてたりして、節々からSwift愛がほとばしる素晴らしいsessionでした

このsessionの内容はまた別途記事にしたいと思います、
この日はsessionを5つやり遂げ、その後会社の仲間とステーキを食べにいきました。
とてもアメリカでした(感想下手)

食事おわったあと、まだ元気があったのでダウンタウンに繰り出しました。
ダウンタウンでは商店街みたいになっていて、天井に常に映像が流れてて、演出してました。

そして500mくらいの商店街だったのですが、ステージが3つもあり、それぞれでバンド演奏してました。(平日の夜に)

ストリートパフォーマーもたくさんいて、やっぱりラスベガスはエンタメの中心地なんだなということを感じました。
12/5 (re:invent Day4)
12/5 参加Sessiom
GHJ305 | AWS Jam: Generative AI (sponsored by NVIDIA)
GHJ302 | AWS GameDay: Generative AI (sponsored by Datadog)この日はふたば(秋葉原スクールのCA)に絶対行ったほうがいいと出国前に念押しされたIHOPという朝ごはん屋さんにいきました。


パンケーキが有名らしく、とてもふわふわで美味しかったです。たくさん食べてパワーを蓄えました。
そしてこの日は午前に3時間のハッカソン(AWS Jam)、午後に4時間のハッカソン(Gameday)を組むというとてもタフなスケジューリングをした日でした。
ハッカソンでは各国から集まってきたエンジニアとチームを組み、出てくるお題に対して、実装して、実装がどれだけできたか競い合います。
英語で役割分担したり、わからないところ教えあったりしながら進めていくのは、なかなかできない経験だなと思うとともに、これからもっとグローバルに活躍していけるようになりたいなと思いました。
ハッカソンの様子↓

78チーム参加で11位を獲得できて記念写真!頑張った!

この日は実質最終日ということで、AWSがWrapup Partyとしてre:playが開催されました。
ここはサマソニかな?となるどでかいロックフェスでした

ローラースケート場があったり

ZeddというEDM界でめっちゃ大物な方がパフォーマンスしていました。(あまりEDM詳しくなくてごめんなさい)

パーティーが終わってホテルに帰ってきたものの、小腹がすいたので深夜のお散歩に出かけました。
このre:invent期間中、町中のサイネージはIT企業の広告で埋め尽くされてました。(よく見たのはDatadog,PagerDuty,Anthlopicあたり)

途中、ピザ屋さん(Secret Pizza)が深夜3時なのに大行列になっていて、気になって食べてみたらとてつもなくおいしかったです!

ピザを食べて幸せな気持ちで寝ました。
12/6 (帰国日)
最終日はsessionがいくつかあるものの、ほぼ再放送のようなsessionが多かったので、この日は帰国便もあるのでさくっと観光して、空港に行きました。
地元で人気のタコス屋に行ったり

コカコーラストアに行ったり

m&mストアに行ったり

最後の観光を楽しんたのちに、ラスベガス空港に向かい、帰国便に乗り込みました!帰りはロサンゼルス経由で帰ってます!

まとめ
この5日間で技術的にできなかったこともできるようになったこともいくつかあるし、各国から来たエンジニアと交流もできたし、アメリカのスケールのデカさを改めて感じたし、遠かったけど行ってよかったなと思ってます!
登壇者の皆さんを見てても、グローバルに活躍できるエンジニアはやっぱりかっこいいし、Swiftバックエンドの方のように技術が本当に好きで、自分でOSSとして技術を作り出し、それを推し進めているエンジニアは本当に素敵だなと思いました!自分ももっと頑張らないととめちゃくちゃ刺激を受けた1週間でした!
また、今年のre:inventは、生成AIの話題が感覚値で半数以上を占めており、今のテックのトレンドは間違いなく生成AIであると確信しました。
そして、これからもまだまだ生成AIについての技術進化が目まぐるしく進んでいくので、この進化に置いていかれないように、キャッチアップを続けていきたいなと思いました。

